健康経営の取り組み

株式会社INA新建築研究所 経理部長 緒方友紀氏のインタビュー風景

経理部長 緒方友紀

社員の健康あってこその
企業の発展

INA新建築研究所は、社員の健康を守る取り組みを行っています。従業員の健康管理に投資し、生産性向上や組織の活性化を目指す「健康経営」が近年注目されており、当社でも 「社員の健康あってこその企業の発展」という考えのもと、さまざまな施策を実施しています。

健康保険組合連合会東京連合会が実施する「健康優良企業認定制度」に申請を行い、「健診受診率100%」を宣言するとともに、食事・運動・禁煙などの取り組みや環境整備を進めた結果、 「銀の認定」を取得しました。

施策の一つが健康アプリの導入。計測した歩数や、階段を使う、野菜を先に食べるといった健康的な行動をすることでポイントが貯まる仕組みで、社内の自動販売機の飲料と交換できます。社員の半数以上がアプリをダウンロードしました。ウォーキングイベントを開催するなどしてアクティブユーザーを増やす取り組みを実施中です。

飲酒に対する適応性をチェックできるアルコールパッチテストを実施したところ、大きな関心を集めました。自分の適量を知ることができ、社会人として適切な飲み方を考えるきっかけになります。 「楽しみながら健康につながる取り組みができるよう知恵を絞っています」(緒方友紀経理部長)。ほかに、健康的なメニューを用意したオフィスコンビニも導入し、好評を得ています。

メンタルヘルスも重要な問題です。2024年4月に精神科の産業医に相談できる体制を整えました。ウェブやメールでも相談でき、相談のハードルを下げることで深刻な不調に陥る前に予防できます。

女性活動推進と
子育てサポート

当社では、新卒女性社員の比率が年々増加し、2025年度は初めて半数を超えました。出産などライフイベントを経験してもキャリアを継続できるよう、女性の活躍推進には長く取り組んでいます。時短勤務の拡充や産休中の給与満額支給などを実現しています。24年に「えるぼし認定」を取得しました。今後は課題である女性管理職比率の改善にも努めていきます。

男性の育児休業取得も着実に増加しており、現在では数週間から数カ月の長期取得が 一般化しつつあります。「性別を問わず、子育て中の社員が周りにいるとキャリア継続をイメージしやすくなります」と緒方部長。今後は、厚生労働省の「くるみん認定」 取得を目指しています。

働き方改革や育児支援の現状を説明する株式会社INA新建築研究所 統括管理部主任 中山恵輔氏のインタビュー風景

統括管理部主任 中山恵輔

女性活躍推進や子育て支援について語る株式会社INA新建築研究所 統括管理課 青栁沙紀氏のインタビュー風景

統括管理課 青栁沙紀